イギリス史と映画 1900年から〜現代まで
1901年 ヴィクトリア女王没する バックスブリタリカ終わる
サクスコバークコーダ朝 のちにウィンザー朝と改名
エドワード7世即位 (1841-1910) ピースメーカー平和の創造者と呼ばれた
→最後の愛人はアリス・クッペル(現チャールズ皇太子の妻のひいおばあちゃん)
1902年 日本と同盟を結ぶ(極東での権利を守るため)
南アフリカ戦争 終結
1906年 労働党設立(労働問題から)
ウィンザー朝
1910年 ジョージ5世 即位 (1865-1936)
*映画『Mary Poppins』
1910年ロンドンい住む銀行員の夫と女性参政権に夢中の母の元に家庭教師として空から現れた魔法使いのメリーポピンズのお話。
『Titanic』
1912年タイタニック号沈没を描いている
『未来を花束にして』Suffragette
1912年、女性参政権を求めて戦う女性たちの実話に基づいた話
ドラマ『Downton Abbey』
1912〜1927の英国貴族と使用人の日常を描いたドラマ
1914年 第一次世界大戦 勃発 World War I
(サライェヴォ事件…オーストリアの皇太子夫妻が暗殺されたため勃発)
*連発式の機関銃、毒ガス、戦車投入
イギリス、フランス、ロシア (三国協商)vs ドイツ、イタリア、オーストリア&ハンガリー(三国同盟)
1915年 アラブ勢力 vs オスマン帝国
イギリスの死者91万人、84億ポンドの戦費を国債で捻出
アラブは戦後独立することを条件にだし、エジプト高等弁務官マクマホンとフサインでフサインマクホン協定を結ぶ
⇨イギリスは守らず
1916年 イギリスはロシア、フランスとサイクス・ピコ協定を結ぶ
戦後はイギリスはイラク、フランスはシリアを勢力圏に置き、パレスチナは国際協同管理する
ソンムの会戦 Battle of the Somme…初日でイギリス軍2万人の死者をだし苦戦したため徴兵制度が導入された。労働力不足となり、女性の社会進出が進んだ。
⇨アメリカも参戦
イギリスは日本と日英同盟を組み、アラブ勢力を利用して三枚舌外交をした
その結果、今も続くパレスチナ問題に発展
⇨1918年ドイツは屈伏 第一次世界大戦 終結
30歳以上の女性参政権が認められる
*インドからも兵士と戦費をもらうが反故し戦後インドに自治権を与えることになる
アイルランド独立宣言 Irish War of Independence…徴兵制度の導入に反発したアイルランドは、独立を目指すシンフェイン党がダブリンに国民議会を設立(オスマン帝国も参戦)
1917年 バルフォア宣言 Balfour Declaration …バルフォア外相はパレスチナにユダヤ人の民遊的郷土を設立することに賛同
*以降パレスチナではユダヤ人が増え先住民との対立が激しくなる⇨これをイギリスは投げ出し、パレスチナ問題へと続く
⇨イギリスはユダヤの金融資本家ロスチャイルドから融資を受ける
⇨イギリスはファイサルからの要求を否認
⇨イギリスの国力が落ち↑を認める
1918年 ドイツと連合国の休戦協定
*映画『Wonder Woman』
第一次世界大戦中にワンダーウーマンが活躍するフィクション
1919年 ローラット法 施行⇨独立運動弾圧
1922年 アイルランド北部6州以外はアイルランド自由国として自治領する
アイルランド自由国はカトリックが多く北部6州はプロテスタントの移民が多いためだが実はカトリックも多く現在の北アイルランド問題へと続く
1925年 ヴェルサイユ体制 回復せず、ロシア、ドイツ、オーストリアで王室を廃絶。
戦後のイギリスは海外投資の4分の1が失われ、海外市場はアメリカや日本に奪われた。
*映画『英国王のスピーチ』The Kings Speech
1925年吃音に悩まされたジョージ6世とその治療に当たった言語療法士の実話に基づいた話
『プーと大人になった僕』Christopher Robin
1926年ロンドンに住む大人になったクリストファーロビンが再びプーと仲間たちに会う話
『Downton Abbey』
1927年ジョージ5世夫妻のダウントンアビー訪問を描いている。
1929年 世界恐慌 Great Depression 失業者250万人、国際収支は赤字
マクドナルド首相は保護貿易政策で自動車、電気の新事業、低金利政策による住宅ブーム
1930年代半ばに景気は回復し、ヒトラー政権を奪取
1930年 塩の行進 Salt March / Dandi Satyagraha…ガンディーと支持者はイギリス植民地政府による塩の専売に反対し、約386㎞を行進した抗議活動
1935年 新インド法 制定⇨自治権を拡大する
1936年 1月 エドワード8世 即位 (1894-1972) ⇨12月 退位
「王冠を掛けた恋」と言われ既婚女性と不倫し彼女を選び退位
弟のジョージ6世 即位 (1895-1952)…吃音だったがほぼ克服した
1937年 人民投票によって独立家エール(アイルランドの古い名称)を誕生
1938年 ヒトラーはオーストリアを併合、チェコスロバキアにズデーデン地方の割譲
⇨ニュンヘン会談…フランス首相ダラディエ、イタリアのムッソリーニ、イギリス首相チェンバレンはノーベル平和賞受賞(宥和政策)
⇨チェンバレンの政策を最後の領土要求とした
1939年 第二次世界大戦 勃発 World War II
(ドイツ軍がポーランドに侵攻し、イギリス、フランスはドイツへの宣戦布告で応じる)
チャーチル首相 …(強硬派)ソ連と手を結びアメリカを参戦させた
相互援助条約…イギリス、フランス vs ポーランド
①イギリス、フランス vs ドイツ(勝)
フランスは降伏、イギリスとドイツの空軍戦(ロンドン空襲)
②ドイツ vs ソ連(スターリン)(勝)⇨東欧を勢力に置く
1939年 独ソ不可侵条約
1940年 日独伊三国軍事同盟
*映画『ウェストン・チャーチル〜ヒトラーから世界を救った男〜』Darkest Hour
ナチスドイツの勢力が拡大する中、議会の嫌われ者だったチャーチルが首相に就任し世界の歴史を変えた実話に基づいたストーリー
1941年 日ソ中立条約
*映画『ガーンジー島の読書会の秘密』
The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society
1941年、ナチスドイツの支配下にあったガーンジー島、夜間の外出が禁止されていた島で歩いていた島民4人はガーンジー島文学、ポテトピールの会という読書会の帰りですと兵士にした言い訳をきっかけに読書会を作った。1046年、終戦後で賑わうロンドンに住むジュリエットの元にガーンジー島のドーシーから手紙が届き、読書会に参加するためガーンジー島を訪れる。
1942年 英ソ援助条約
*映画『Captain America The First Avenger』
第二次世界大戦中、国の研究で強くなったロジャースがキャプテンとして世界を引っ張っていくフィクション
③1944年 イギリス、アメリカ(勝)vs ドイツ、イタリア
⇨ノルマンディ上陸作戦
④太平洋戦争 Pacific War …イギリス vs 日本(勝)
⇨イギリスの戦艦部隊を撃沈、イギリスの要寒都市シンガポールを陥落
⑤インパール作戦 Operation Imphal …日本(インド侵攻を目指す)vs イギリス(勝)
太平洋戦争 終結⇨アメリカが日本を屈伏
イギリスはアジアの植民地を失う
ヒンドゥ教→インド
イスラム教→パキスタン
ビルマ(ミャンマー)
セロイン(スリランカ)
⇨独立
分割統治策…ガンディーはインド、パキスタン両者の融和を説く
イギリスは両者の不信を大きく図る
*映画『Sound of Music』
第二次世界大戦中のオーストリアで修道女見習いのマリアがトラップ大佐の家に家庭教師になり、音楽を通じて7人の子供達の心を開いていく実話に基づいた作品
1945年 第二次世界大戦 終結
戦後イギリスは大国としての地位をアメリカ、ソ連に渡す
⇨首相クレメント・アリー(労働党)…労働者を保護する社会主義的国家を目指す
国有化⇨イングランド銀行、航空産業、石炭産業+社会福祉政策 実施
*映画『ロイヤルナイト 英国王女の秘密の外出』A Royal Night Out
1945年第二次世界大戦終結の日、エリザベスと妹のマーガレットが秘密の外出をしたというエピソードを元に作られたフィクション
『ヒトラー 最期の12日間』Downfall
1945年、ベルリン市街戦を背景にドイツ第三帝国総統アドルフ・ヒトラーの総統地下壕における最期の日々を描いた作品
『英国総監 最後の家』 Viceroy's House
1947年第二次世界大戦で疲弊したイギリスは300年間支配してきたインドの主権移譲を決定し、独立を円滑に行うために最後のインド総監として着任する実話に基づいた話
ドラマ『The Crown』
1947年のエリザベスとフィリップの結婚式に始まり女王の葛藤を描いた実話に基づく作品
1950年 極東で朝鮮戦争 勃発⇨イギリス経済は一時的に復活
1952年 エリザベス2世 (1926-) 即位
*映画『Brooklyn』
1950年代、就職難に苦しむアイルランドの女性がブルックリンに就職するストーリー
『ローマの休日』Roman Holiday
某国のアン王女がローマを訪問した際に滞在先を飛び出してローマ市内にでる。
新聞記者の男性と出会いローマ観光をする一日を描いたフィクション
『Rocketman』
1950年代イギリスで過ごしたエルトンジョンの半生を描いた作品
ドラマ『コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産師物語』
Call the Midwife〜A ture story of the East end in the 1950s
1950年代~1960年代までロンドンのイーストエンドで働いた助産師の実話を元に描いた話
1954年 完全雇用達成、労働者の賃金は上昇
⇨社会主義的政策⇨労働組合が肥大、競争を忘れ新たな挑戦を怠る
1955年 経済は長期低迷状態となる⇨イギリス病
1956年 スエズ動乱…政治的、外交的、軍事的
⇨エジプトがスエズ運河の国有化を宣言
⇨イギリスはフランス、イスラエルと軍事行動を起こす
=世界から避難を浴びる(時代錯誤)
*映画『マリリン 7日間の恋』My week with Marilyn
マリリンモンローと1957年の映画「王子と踊り子」の助監督を勤めていたコリンによる実話に基づいた秘密の恋の物語
『The Hard Days Night』
1963年放映のビートルズの一日を映画にしているフィクション
『博士と彼女のセオリー』The Theory of Everything
1963年ケンブリッチ大学で研究をするスティーブンは中世史を学ぶジェーンと恋に落ちる。
やがてスティーブンはALSを発症し余命2年と宣告されながらも子供を育て研究をする夫婦の話
『Bohemian Rhapsody』
1979のクイーン結成から1985年までのライブエンドまでを描いている
1979年 労働争議深刻化 公共サービス業の労働者が長期スト
⇨ゴミは数週間回収されず、死体の埋葬も拒否
⇨マーガレット・サッチャー Margaret Hilda Thatcher (1925-2013)
(保守党)市場主義の原点に立ち返る
⇨国営企業の民営化
*映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』The Iron Lady
1979ー1990までイギリスの初の女性首相を勤めたマーガレットサッチャーの引退後の話
1982年 フォークランド紛争 Falklands War…イギリスとアルゼンチンは長くもめていた
⇨アルゼンチンが軍事占領開始 vs イギリス、アメリカ(勝)
⇨地震を取り戻し、経済が回復する
*映画『Diana』
1994年、ダイアナ妃がなくなる前の最後の2年間を実話に基づいて描いた話
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